シラバス参照

授業情報/Class Information

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基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
授業コード
/Course Code
1102
授業科目名
/Course Name
医療と社会論 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
科目区分
/Course Group
共通科目
対象学生
/Target
前期看護学専攻 , 前期理学療法学・作業療法学専攻 , 前期放射線技術科学専攻
科目責任者
/Responsible Person
才津 芳昭 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
海山宏之
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期前半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 火曜日 6
前期 火曜日 7

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 (才津芳昭)科学・技術の発展によって急速に変貌する医療が引き起こす社会的・倫理的問題を、所定のテキストを輪読しながら考察し、学習する。
(海山宏之)「病気」と社会の関わりは間主観的なものである。単純に客観的とは言えないその在り方を学び、医療における社会性について学習する。

授業のキーワード エンハンスメント、生命倫理、病の空間、身体観
授業の目的 医療は社会から独立して存在するものではない。医療の進歩は様々な問題を社会に与える一方、社会の変化も医療に多大な影響を与える。そうした医療と社会の関係を、社会学、哲学、倫理学等の観点から考察し、学習する。
授業の到達目標 1 現代における医療の高度化が引き起こす生命倫理や社会的問題について理解する。
2 現代にいたる病気の解読と解釈、そして身体観レベルでの間主観的な病気というものの在り方を  理解する。
授業時間外の学習に関する事項 (才津)
履修者は教科書から論文を選択し、レジュメにまとめ、報告する。教科書は本学図書館に指定図書として所蔵されている。
教科書 (才津)
1)島薗進著、『いのちを”つくって”もいいですか?―生命科学のジレンマを考える哲学講義』、NHK出版、2016
2)安藤泰至・島薗進 編著、『見捨てられる<いのち>を考える』、晶文社、2021
参考文献・その他資料 (海山)
1)C・エルズリッシュ、J・ピエレ著、『〈病人〉の誕生』、藤原書店
2)スーザン・ソンタグ著、『隠喩としての病』、みすず書房
成績評価方法 授業での報告内容と参加態度で評価する。(才津)
所定の課題についてのレポート等を総合的に評価する。(海山)
【再受験の取扱:なし 出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から 新型コロナの感染状況によっては、授業の進め方が変わることもある。
受講条件 特になし。
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1~2 4 授業の進め方、評価方法、日程等を確認する。
文献報告の分担を決定する。
1 才津芳昭 講義
3~4 4 報告・議論
1 才津芳昭 演習
5~6 4 報告・議論
1 才津芳昭 演習
7~8 4 報告・議論
1 才津芳昭 演習
9~10 4 報告・議論
1 才津芳昭 演習
11~12 4 報告・議論
1 才津芳昭 演習
13~14 4 「病気」や「障害」といったものも、人間と社会の関係性の中にあるということを考え、間主観的な対応の重要性を学習する。 2 海山宏之 講義
15 2 日本人のスピリチュアリティに焦点をあて、病や死者への対応というものが、文化的・社会的に生み出されていることを学ぶ。 2 海山宏之 講義