シラバス参照

授業情報/Class Information

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基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
授業コード
/Course Code
5209
授業科目名
/Course Name
作業科学特論 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
前期課程1年 , 前期課程2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
前期理学療法学・作業療法学専攻
科目責任者
/Responsible Person
齋藤 さわ子 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
港 美雪(非常勤講師)、伊藤文香
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 6
前期 木曜日 7

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 人は、様々な作業(その人にとって何らかの意味や目的のある活動すること)により一日を過ごしている。人は自分の“していること”(作業遂行)によって自分自身をつくり、つくられていく。人を「作業的存在」としてとらえ、人と作業と健康に関する知識を系統的に探求するため、本授業では、人の作業の多角的な側面と、作業療法理論における作業について学習する。
(オムニバス方式)
(齋藤さわ子)作業の意味・形態・機能および作業の空間・時間的側面と人の健康との結びつきについて学習する。作業療法の理論において作業がどのように位置づけられ、扱われているかについて学習する。
(港 美雪)作業の研究から得た知識の臨床へ応用について学習する。
授業のキーワード 作業、作業科学、作業遂行、健康、作業療法、理論、日常生活
授業の目的 作業(その個人がしたい、しなければならない、してもいい活動)の視点から、作業療法支援の在り方を考えられる。
授業の到達目標 1.作業の多角的な側面の知識を深める。
2.作業に焦点を当てた研究のあり方について議論ができる
授業時間外の学習に関する事項 人の作業を理解する前に、まず自ら行っている作業に興味を持ち、その意味、フォーム、機能や時間的・空間的側面について知り、吟味すること。

教科書 Conceptual Foundation of Occupational Therapy (3rd ed) Gary Kielhofner F.A.Davis
作業科学 Zemke. R、 Clark. F(監修)(佐藤剛 監訳) 三輪書店
参考文献・その他資料 作業療法の視点 カナダ作業療法士協会、吉川ひろみ監訳 大学教育出版
Model of Human Occupation(4th ed) Gary Kielhofner Lippincott、 Williams & Wilkins
成績評価方法 プレゼンテーションの自発的参加度、積極的な発言、レポート
出席時間数要件 2/3
再受験の取り扱い 無し
担当教員から 作業と人と環境との関わり、作業を中心に実践や研究をする基礎を形成する授業です。なお、学生の作業に関する知識レベルに合わせて授業内容を変えることがあります。
受講条件 特になし
実務経験を有する担当教員 齋藤さわ子、伊藤文香、港美雪、共に、作業科学の知見に基づく実践経験および研究経験を持つ。その経験に基づき、授業を展開する。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1、2 4 作業科学の歴史と主要な概念についての概説
【作業科学の歴史、作業療法における作業の定義・活動や動作との違い】
1 齋藤 講義
3 2 作業の意味[内面、 主観、信条、信念、文化、個別性、価値、興味】 1 齋藤 講義
4 2 作業の形態【観察、客観、道具、材料、手順、空間】 1 齋藤 講義
5 2 作業の機能【意味の変化、作業遂行結果、肯定的、否定的、無意識】 1 齋藤 講義
6 2 作業と健康【作業的公正、作業権、作業的存在】 1 齋藤 講義
7〜10 8 作業を基盤とした作業療法実践のための理論・枠組み 1 齋藤 講義
11〜13 6 作業の研究から得た知識の臨床へ応用 2 港・伊藤 講義
14、15 4 作業に焦点を当てた研究の在り方 2 齋藤 講義