シラバス参照

詳細情報1へ 授業計画へ 詳細情報2へ
基本情報
カリキュラム名
授業コード34105
授業科目名周産期学Ⅲ 時間数30時間
単位数2 必修・選択必修
履修年次助産学専攻科 科目区分
対象学生助産学専攻科
科目責任者佐々木 純一 他専攻学生の履修
担当教員重光 貞彦
開講学期および日時についての備考

開講学期 曜日 時限
前期 その他


基本情報へ 授業計画へ 詳細情報2へ
詳細情報1
授業の概要周産期各期におけるハイリスクおよび疾患について学習する。その上で予防法,診断法,治療等について学ぶ。
授業のキーワード妊娠期の異常,合併症妊娠,異常分娩,産褥期の異常,産科手術
授業の目的助産診断・実践に必要な周産期のハイリスクおよび異常について医学的知識を身につける。
授業の到達目標1 妊娠期のハイリスクと疾患について説明できる。
2 分娩期のハイリスクと疾患について説明できる。
3 産褥期のハイリスクと疾患について説明できる。
4 産科手術について説明できる。


基本情報へ 詳細情報1へ 詳細情報2へ
授業計画
時間 授業内容 授業の
到達目標
担当教員 教授・学習法
1,2 4 妊娠期の異常(1)
【妊娠悪阻,流産,不育症,早産,異所性妊娠,子宮内胎児死亡,絨毛性疾患,】
妊娠期の産科手術【流産手術,子宮頸管縫縮術】
1 重光 講義
3,4 4 妊娠期の異常(2)
【常位胎盤早期剥離,前置胎盤,多胎妊娠,血液型不適合妊娠,母児間輸血症候群,胎児の発育異常,過期妊娠】
1 重光 講義
5,6 4 妊娠期の異常(3)
【妊娠高血圧症候群】
1 重光 講義
7,8 4 合併症妊娠
【婦人科疾患,呼吸器疾患,心・血管疾患,代謝内分泌疾患,感染症,精神疾患】
超音波画検査【画像の見方,胎児の測定,特徴的な異常所見】
1,4 重光 講義
9,10 4 分娩の3要素の異常
【産道,娩出力,胎児およびその付属物】
分娩時の母体損傷
【子宮破裂,頸管裂傷,膣・会陰裂傷】
2 佐々木 講義
11,12 4 分娩時の異常出血
【産科DIC,前置胎盤,常位胎盤早期剥離,癒着胎盤,弛緩出血,子宮内反症】
2 佐々木 講義
13,14 4 産科手術
【会陰切開・縫合術,吸引・鉗子分娩,帝王切開術】
2,4 佐々木 講義
15 2 産褥期の異常
【子宮復古不全,産褥熱,産褥血栓塞栓症,乳房および乳腺の疾患,産褥精神障害,合併症妊娠の産褥管理】
3,4 佐々木 講義


基本情報へ 詳細情報1へ 授業計画へ
詳細情報2
授業時間外の学習に関する事項
教科書1)岡井崇・綾部琢哉編「標準産婦人科学」第4版(2011)医学書院
2)森恵美編「助産学基礎教育テキスト 第4巻 妊娠期の診断とケア」(2019年度版)日本看護協会出版会
3)町浦美智子編「助産師基礎教育テキスト第5巻 分娩期の診断とケア」(2019年版)日本看護協会出版会
4)横尾京子編「助産師基礎教育テキスト第6巻 産褥期のケア 新生児期・乳児期のケア」(2019年版)日本看護協会出版会
5)遠藤俊子編「助産師基礎教育テキスト第7巻 ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア」」(2019年版)日本看護協会出版会
6)我部山キヨ子編「助産学講座6 助産診断・技術学Ⅱ[1]妊娠期第5版」(2019版)医学書院
7)我部山キヨ子編「助産学講座7 助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期 第5版」(2019版)医学書院
8)横尾京子編「助産学講座8 助産診断・技術学Ⅱ[3]新生児期・乳幼児 第5版」(2019版)医学書院
参考文献・
その他資料
1)日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会編集「産婦人科診療ガイドライン 産科編2017」日本産科婦人科学会
成績評価方法筆記試験により評価する。
【再受験の取扱:無,出席時間数要件:2/3以上】
 
担当教員から妊娠期/胎児期・分娩期・産褥期の正常からの逸脱に関する判断(助産診断)に必要な基礎的専門知識を学ぶ大切な授業です。「周産期学Ⅰ・Ⅱ」で学んだ知識を授業前に復習し確実に理解しておくことが必須です。
受講条件