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基本情報
カリキュラム名
授業コード34206
授業科目名リプロダクティブ・ヘルスケア 時間数30時間
単位数1 必修・選択必修
履修年次助産学専攻科 科目区分
対象学生助産学専攻科
科目責任者長岡 由紀子 他専攻学生の履修
担当教員西出 弘美,糸嶺 一郎
開講学期および日時についての備考

開講学期 曜日 時限
前期 その他


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詳細情報1
授業の概要リプロダクティブ・へルスケアの提供に必要な知識を,女性のライフサイクル各期を通した健康問題について学習し,そのアプローチ法を習得する。また,受胎調節実施指導員として必要な家族計画に関する法や政策,および避妊法について学習する。
授業のキーワード下記授業計画の【】を参照
授業の目的リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて学習し,女性のライフサイクルの視点からみた健康問題について適切な援助方法を理解することができる。また,受胎調節に必要な基礎的知識や技術を習得し,受胎調節実地指導員の認定を受けることができる。
授業の到達目標1 リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて説明できる。
2 我が国及び世界の女性の健康問題について説明できる。
3 女性のライフサイクル各期についての健康問題とヘルスケアの特徴について理解することができる。
4 家族計画について説明できる。
5 受胎調節に関する法規を説明できる。
6 受胎調節について説明できる。
7 各種避妊法について説明できる。
8 受胎調節についての指導を演習において実施できる。
9 女性のライフサイクル各期についての健康教育が演習において実施できる。
10 不妊症の基礎的知識について説明できる。
11 周産期のおける乳房の疾患のケアについて考察できる。
12 助産師に必要なコミュニケーションスキルが活用できる。
13 女性の生涯を通しての健康支援について考察できる。


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授業計画
時間 授業内容 授業の
到達目標
担当教員 教授・学習法
1 2 リプロダクティブ・ヘルス概論
【リプロダクティブ・ヘルス/ライツ,わが国および世界の女性の健康問題の動向,女性の生涯を通じた健康】
1,2 長岡 演習
2 2 家族計画に関する基礎知識
【家族計画の意義と必要性,家族計画の運動史,家族計画の動向,家族計画指導の問題点】
3,4 長岡 演習
3 2 家族計画指導に必要な法的知識
【母子保健法,母体保護法,薬事法,受胎調節に関する法的規制】
避妊法【女性が利用する避妊法,男性が利用する避妊法,永久避妊法】
5,6 長岡 演習
4 2 受胎調節に必要な基礎知識および避妊法の実際
【排卵期判定法,コンドーム,子宮内避妊器具,経口避妊薬,】
7,8 長岡 演習
5,6 4 性感染症【動向,原因,検査,症状,治療】
避妊法【低用量ピルの薬理学と服薬指導の実際,IUD,不妊手術】
2,7 (長岡) 演習
7 2 女性のライフサイクルと健康(1)
【思春期女性の社会・健康問題,成熟期女性の健康と特有の病気】
9 長岡 演習
8 2 女性のライフサイクルと健康(2)
【更年期,老年期の女性の健康と特有の疾患】
9 長岡 演習
9 2 コミュニケーションスキル
【セラピューテックコミュニケーション,意思決定支援,アサーティブネス】
12 糸嶺 演習
10 2 女性のライフサイクル各期の健康教育(1)
【性や生殖に関する健康教育,更年期の健康教育,老年期の健康教育,産褥期の家族計画】
9,13 長岡,西出 演習
11 2 女性のライフサイクル各期の健康教育(2)
【健康教育の発表】
8,13 長岡,西出 演習
12 2 女性不妊症
【不妊症とは,女性の不妊の原因,検査,治療,不妊治療のリスク】
10 (長岡) 演習
13,14 4 男性の性と生殖
【男性生殖器の解剖・生理,男性不妊症の原因,検査,治療,不妊治療のリスク】
10 (長岡) 演習
15 2 周産期における乳房疾患のケア
【乳癌,乳腺症,乳房疾患と授乳】
11 (長岡) 演習


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詳細情報2
授業時間外の学習に関する事項
教科書1) 茨城県立医療大学助産学専攻科「リプロダクティブ・へルスケア」演習書
2)工藤美子編「助産師基礎教育テキスト第1巻 助産概論」(2018年版)日本看護協会出版会
3) 吉沢豊予子編「助産師基礎教育テキスト第2巻 女性の健康とケア」(2019年版)日本看護協会出版会
4)岡井崇・綾部琢哉編「標準産科婦人科学」第4版(2011)医学書院
参考文献・
その他資料
1) 我部山キヨ子編「助産学講座2 基礎助産学2 母子の基礎科学」(第5版)医学書院
2) 我部山キヨ子編「助産学講座4 基礎助産学4 母子の心理・社会学」(第5版)医学書院
3)堀内成子編「助産学講座5 助産診断・技術学Ⅰ」(第5版)医学書院

その他,別途提示する。
成績評価方法各回のリアクションペーパー,演習への参加度,発表内容,定期試験等について総合的に評価する。なお,各評価項目には合格基準点の設定がある。
【再受験の取扱:無,出席時間数要件:4/5以上】
担当教員から受胎調節実施指導員の資格を取得するために必要な科目の1つで,講義や演習,健康教育の発表を交えて学びます。これまでに学んだ知識をベースにより専門的な内容を学習し,リプロダクティブ・ヘルスに関する実践能力を養いましょう。
受講条件