シラバス参照 |
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カリキュラム名 /Curriculum |
授業コード /Course Code |
35207 | |
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授業科目名 /Course Name |
特論:女性と子どもの健康と暴力 | 時間数 /Time |
15時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
助産学専攻科 | 科目区分 /Course Group |
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対象学生 /Target |
助産学専攻科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
加納 尚美 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
選択必修として「特論:女性と子どもの健康と暴力」、「特論:不妊症とケア」又は「特論:新生児リハビリテーション」から1単位選択する。 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | その他 | 0 |
授業の概要 | 女性と子どもへの暴力被害と健康との関係、介入の必要性を学ぶ。女性の生涯において、思春期でのダート・ドメスティック・バイオレンスを含めた女性への暴力被害と、周産期から各ライフステージにおける女性への暴力被害、子どもへの影響の実態、社会的制度および背景を理解する。その上で、助産師として法的責任、介入、多職種との連携方法について理解を深める。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照。 |
授業の目的 | 暴力被害が女性と子どもの健康に及ぼす影響を理解し、被害者支援についての基本姿勢および助産ケアにおける役割について考察する。 |
授業の到達目標 |
1 国内外の女性と子どもへの暴力被害の実態を説明できる。 2 女性と子どもへの暴力被害対策の歴史的背景について説明できる。 3 女性と子どもへの暴力被害対策に関する社会的システムについて説明できる。 4 女性と子どもへの暴力被害対策に関する保健医療の役割について述べることができる。 5 女性と子どもへの暴力被害対策に関する助産師の役割について説明できる。 6 暴力を撲滅するために、多職種との連携、協働について説明できる・ |
授業時間外の学習に関する事項 | メディアでの報道やドラマ、映画、文学等からも、授業で提示する課題を考えてみましょう。 |
教科書 | 1)加納尚美他編著「フォレンジック看護 性暴力被害者支援の基本から実践まで」(2016)医歯薬出版 |
参考文献・その他資料 |
1) 小西聖子著「トラウマの心理学 心の傷と向き合う方法」(2001)日本放送出版協会 2) 森田ゆり著 「子どもが出会う犯罪と暴力 防犯対策の幻想」(2006)日本放送出版協会 3) 角田由紀子著 「性と法律」(2013) 岩波新書 4) 藤森和美・野坂裕子編 「子どもへの性暴力-その理解と支援」(2013)誠信書房 5) 八木修司・岡本正子編著「性的被害を受けた子ども-性的行動を示す子どもへの支援」(2012) 明石出版 |
成績評価方法 | 参加度、授業内レポート、課題レポートにて評価する。 |
担当教員から | 女性と子どもへの暴力被害は、古くてかつ新しい健康問題です。学生の活発な議論、授業参加を通じて、助産師の役割について一緒に創造していきたいと。全体の連絡は科目責任者までください。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 | 加納尚美は助産師経験を有する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 助産学とフォレンジック(法&司法)のつながり【フォレンジックの定義、 フォレンジック看護、 助産と法律】 | 1・2 | 加納 | 講義 |
2 | 2 | 健康問題として性暴力【性暴力の定義、 ジェンダーと性暴力、 歴史的経緯】 | 1・2 | 加納 | 講義 |
3 | 2 | 女性と子どもを巡る暴力実態【外傷、 急性ストレス症状、 PTSD、 生きにくさ、 世代間連鎖】 | 1・2・3・4 | 加納 | 講義 |
4 | 2 | 女性と子どもを巡る暴力の背景【サイバー空間性暴力、 災害紛争、 法律】 | 1・2・3・4 | 加納 | 講義 |
5 | 2 | 女性と子どもへの暴力の心身への影響【外傷、 妊娠の可能性と予防、法的医学的検査、 性感染症の検査と予防生活行動、 トラウマ記憶、 PTSD】 | 4・5 | 加納 | 講義 |
6 | 2 | 性暴力被害者への支援【性暴力被害者支援看護師、急性期対応、証拠採取、 長期ケア】 | 4・5・6 | 加納 | 講義 |
7 | 2 | ドメスティック・バイオレンス被害者への支援【性暴力被害者支援看護師、急性期対応、証拠採取、 長期ケア 】 | 4・5・6 | 加納 | 講義 |
8 | 1 | まとめと振り返り | 1・2・3・4・5・6 | 加納 | 講義 |