シラバス参照

授業情報/Class Information

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基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
授業コード
/Course Code
35208
授業科目名
/Course Name
特論:不妊症とケア 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
助産学専攻科 科目区分
/Course Group
対象学生
/Target
助産学専攻科
科目責任者
/Responsible Person
長岡 由紀子 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
★岡本 一、★枝元 直子
開講学期および日時について
の備考
/Notes
選択必修として「特論:女性と子どもの健康と暴力」、「特論:不妊症とケア」又は「特論:新生児リハビリテーション」から1単位選択する。

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 その他 0

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 不妊や不妊治療に関する最新の知識を学習し、対象理解を深め、助産ケアの方法について修得する。
授業のキーワード 下記授業計画の【】を参照
授業の目的 ・不妊や不妊治療が女性やカップルに及ぼす身体心理社会的な影響を理解し、望ましい助産ケアのありかたについて考察する
・不妊治療後妊産婦の対象理解と助産ケアについて考察する
・不妊(生殖)医療における多様なニーズや、生殖補助技術の関連技術に関する理解を深める
授業の到達目標 1 生殖補助技術の実際と今日的課題について理解する
2 不妊治療中の女性やカップルへの助産ケアについて理解する
3 不妊女性やカップルへのカウンセリングの実際を理解する
4 不妊治療後の妊娠出産育児への助産ケアについて理解する
5 生殖補助医療の応用技術について理解する
6 不妊の予防教育について理解する
7 不妊(生殖)看護について考察する
授業時間外の学習に関する事項 ・不妊や不妊治療、生殖補助医療に関する話題やニュースに日頃から関心を寄せてください
・不妊女性やカップルの手記やブログを読んで対象理解を深めてください
教科書 1)綾部琢哉・板倉敦夫編著、標準産科婦人科学(第5版)医学書院、2021
2)助産師基礎教育テキスト:第2巻 ウイメンズヘルスケア、日本看護協会出版会、2024
3)助産学講座:2 母子の基礎科学(第6版) 医学書院、2021
参考文献・その他資料 1)  日本生殖看護学会編、生殖看護ガイドブック、医学書院、2023
2)佐藤孝道編、女性により看護シリーズ②不妊に悩む女性の看護、メディカ出版、2010
3)日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会編、産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023 、日本産科婦人科学会、2023
成績評価方法 リアクションペーパー、授業貢献度、課題レポートなどで評価します。

【再受験の取扱:無、出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から 生殖看護の対象は、不妊カップルのみならず、不妊治療後の妊産婦、近い将来子どもを持つかもしれない世代など多岐にわたっています。助産師だからこそできるケアを一緒に考えてみませんか。

*「リプロダクティブ・ヘルスケア」「ウイメンズ・ヘルスケア」と強く関連した科目です。
受講条件
実務経験を有する担当教員 それぞれの資格に基づく実務経験を活かし、担当回の授業を行う。
長岡 由紀子:助産師
岡本 一:医師(産婦人科)
枝元 直子:認定不妊カウンセラー、認定がん生殖医療ナビゲーター

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 不妊の概要と生殖補助医療の実際【定義、不妊検査、一般不妊治療、高度生殖補助医療、体外受精、顕微授精、胚凍結、】 1 ★岡本 講義
2 2 不妊女性の心理と不妊を取り巻く社会【危機と喪失、ストレス、治療費と保険適用、社会支援】 1・2 長岡 講義
3 2 不妊女性と助産ケア:治療中の助産ケア【初診時の支援、共有意思決定、治療の終結、チーム医療】 1・2 長岡 講義
4 2 不妊カウンセリングの実際【カップルの心理、受容-共感、援助技術、カウンセリング、事例】 3 ★枝元 講義
5 2 不妊女性と助産ケア:治療後の妊娠・出産・育児支援【不妊治療後妊娠、アイデンティティ、親役割支援】【流死産、喪失、ペリネイタルロス】 1・2・4 長岡 講義
6 2 第3者が介在する生殖補助医療と課題【AID、卵子提供、代理懐胎、倫理的課題、出自を知る権利、ドナー】 1・2・5 長岡 講義
7 2 妊孕性の温存とプレコンセプションケア【妊孕性、がんサバイバー、性機能温存、未妊女性、卵子凍結、男性のプレコンセプション、思春期教育、健康管理】
1・2・5・6 長岡 講義
8 1 まとめ
【生殖医療、助産師の役割、women-centered care】
1・2・3・4・5・6・7 長岡 講義